【衝撃】当たりクジを操作して大金ゲットをもくろみ有罪判決を受けた男の弟も共犯に浮上

2015年にアメリカの宝くじの当選番号を違法に操作して当選金をゲットした罪で起訴され有罪判決を受けたエディ・ティプトンは、宝くじの不法操作に関係のあるコロラド州など4州から制裁金を課される可能性のある裁判を控えています。そんな中、ティプトンの弟も宝くじ詐欺に関与した疑いが濃厚となり起訴されています。

Code Let Lottery Vendor Predict Winning Numbers, Police Say – ABC News
http://abcnews.go.com/US/wireStory/lottery-insiders-brother-arrested-jackpot-fixing-scandal-38196317

エディ・ティプトンが不正操作したのは「Hot Lotto」という1から47までの数字5つとHotballナンバーと呼ばれる1から19までの数字1つの合計6つの数字を指定するという宝くじで、日本円にして数十億円の当選金がかけられることもある、まさに一獲千金な宝くじです。

Hot LottoはMega MillionsやPowerballなどのようなボールマシンを使った当選番号選定システムではなく、コンピューターによって当選番号を選ぶ仕組みが取られています。

当時、エディはHot Lottoを管理するMulti-State Lottery Association(全米宝くじ協会)のセキュリティディレクターという立場にあったことを利用して、ウィスコンシン州にある当選金選出コンピューターに、不正なコードをインストールして、ランダムな番号選出プログラムを阻害して、当選番号を操作可能なアルゴリズムを使うことで、当選番号を不正に操作したとして起訴されました。

自分で当選番号を操作したエディは、1650万ドル(約18億円)の当選金をだまし取ろうとし、知人を当選金の受取人に指定しましたが失敗。逮捕され有罪判決を受けました。エディの公判では、スーパーの防犯カメラに映っていた「ホットドッグと一緒に当選した宝くじを購入した男性」がエディかどうかが争われて、エディの弟のトミーが証人として出廷し、「フードをかぶった男は兄に似ていない。なにより兄はホットドッグが嫌いだ」と証言しましたが、弟トミーの援護射撃もむなしくエディは陪審員に「有罪」の裁定を下されることになりました。

そして、検察は2016年4月になってエディの弁護側証人を務めたトミーを、宝くじの当選金を不正に得た詐欺罪で起訴しました。起訴内容は、トミーがコロラド州とオクラホマ州で120万ドル(約1億3000万円)の当選金をだまし取ろうとしたというもので、この宝くじもHot Lottoであるとのこと。

ティプトン兄弟が関与したとされる当選金の不正取得は、アメリカ国内の5つの州の6つの宝くじで、合計金額は1900万ドル(約21億円)以上とみられています。

コンピューターによって当選金を決定するプロセスを採用すれば、このような不正行為が行われることは予測できたはずで、Hot Lottoの当選番号選びの方法は、昔ながらのボールシステムに戻すべきだという指摘が挙がっています。

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